【BUBKA 5月号】 乃木坂46 齋藤飛鳥×久保史緒里×山下美月 インタビュー 「『こっち側』の3人」

アイドルの世界だけでなく、成長していくために必要とされる〝ライバル〞という存在。かつての齋藤飛鳥も、ライバルとの距離感を意識し、その関係を受け入れてきた。そして、まさにその渦中にいるであろう3期生の久保史緒里と山下美月の場合はどうか? 乃木坂46の未来を担う2人に先輩から金言を贈る。 



なぜこの2人か

――今回は初選抜入りを果たした久保さん山下さんの話を飛鳥さんに伺いながら、「先輩・齋藤飛鳥」像が見えてきたらと思いまして。 

齋藤 それ、需要なくないですか? 

――いえいえ。惜しみなく先輩風を吹かせる姿を、ファンの皆さんは見たいと思うんです。 

齋藤 (怪訝そうな顔で)本当かなぁ? 

――本当ですって(笑)。そもそも、なんで与田(祐希)さんと大園(桃子)さんじゃなくて、久保さんと山下さんなのかって話ですが、あの2人だと飛鳥さんとの絡みが少し想像できる部分があるじゃないですか。 

齋藤 ああ〜。うんうん。 

――その2人との絡みももちろん面白いんですけど、久保さん山下さんとのやりとりは想像つかないので、そこで飛鳥さんがどういう対応をしてくるかってところに興味があるんです。 

齋藤 なるほど。 

山下 飛鳥さん、私たちに絶対興味ないと思いますよ(笑)。 

齋藤 否定はしないです(笑) 

――あははは! 早速、飛鳥さんらしさが出ていますね。とりあえず聞きたいのは、この2人にはどういう印象を持っているのかというところです。 

齋藤 いきなりきますねぇ(笑)。えっと……2人ともそんなに喋ったことがないから、本当にただのイメージでしかないんですけど。久保さんは……待ってくださいね、言葉を選んでいるだけであって、悩んでるわけじゃないので。 

久保・山下 怖い……(苦笑) 

齋藤 久保さんは深くはわからないですけど、ずっと鎖に縛られてるイメージ(笑)。 

久保 やばーい!(笑)。 

――いきなりきましたね(笑)。それはどういう意味なんでしょうか? 

齋藤 理想がはっきりありそうで……あ、今すごいダジャレ言っちゃった(笑)。 

――ああ、「理想」があ「りそう」(笑)。面白いですね。 

久保・山下 ああ〜(笑) 

齋藤 やめてください(苦笑)。自分の中に理想とかビジョンがありそうで、それに向かうためにいろんなものを捨てられそうだなって。もちろんそれはいいことだし、この職業にすごく向いていると思うんです。だけど、そこで仮に自分がちょっと苦しいなと思っても、その感情をしまい込みそうだなっていうイメージがあって。 


 ―― インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 5月号にて! 


 齋藤飛鳥(さいとう・あすか)●1998年8月10日生まれ、東京都出身。『乃木中』バレンタイン企画にて、2年越しで連敗から抜け出した乃木坂46の超人。「“フラれ神”は死んだ」という挑発的な冒頭で始まる『ツァラアシュトラかく語りき』の上梓が待たれるところ。愛称は「あしゅ」。 

久保史緒里(くぼ・しおり) ●2001年7月14日生まれ、宮城県出身。舞台『三人姉妹』では三女・イリーナ役を熱演し、長女・衛藤美彩に肉迫した3期のファム・ファタール。その演技力は、趣味の映画(の予告編)鑑賞で培った賜物であるとかないとか。愛称は「くぼちゃん」。 

山下美月(やました・みづき)●1999年7月26日生まれ、東京都出身。文豪・夏目漱石のパンチライン「月が綺麗ですね」へのアンサーが待たれる薄紫色のヤマミズキ。先日、白石麻衣を久しぶりに狼モードの“黒石さん”に変化させたのも全部美“月”のせい。愛称は「づっきー」。