【BUBKA 5月号】 乃木坂46 松村沙友理&井上小百合 インタビュー 『“さゆり”のレッテル』

一見、名前以外に共通点がないように思える、松村沙友理と井上小百合。 しかし、同じ名前、同じグループ、同じアイドルという職業の彼女たちだからこそ、通じている部分が何かあるはずだ。 ふたりの「さゆり」の共通点を探っていくうちに、思いもよらぬ一面が見えてきた。 


 りんごマン誕生 

 ――「さゆり」という名前以外に、あまり共通点がなさそうに見えるお二人ですが。 

松村 でも、私、さゆにゃん(井上)に運命を感じていることがあって。私のお母さんの旧姓が「井上」なんですよ。あと、うちの弟とさゆにゃんのお父さんの名前が一緒で。 

井上 そうそう。 

松村 ね、すごいよね ? ちなみにうちのお父さんの名前は◯◯なんだけど。 

井上 おなじ名前の親戚がいる! 

松村 すごい! 名前だけでも共通点がめっちゃある! 

――井上さんの「小百合」という名前は、井上さんが生まれた年に、庭に小さな百合の花が一輪咲いていたことに由来しているそうですね。 

井上 はい。誰もタネを蒔いてないのになぜか白い百合が咲いていた、って父が言っていました。 

松村 え〜、かわいい! 

――松村さんの「沙友理」の由来は? 

松村 お父さんが名前を考えているとき、夢に神様があらわれて「あなたの娘さんは〝さゆり〞にしなさい」って言われて、「はい、わかりました」って(笑)。それで沙友理になりました。 

井上 すごーい! 本当に? 

松村 本当。でも、漢字には凝ったらしいです。神様に「さゆりって名前にしなさい」とだけ言われたから、漢字はお父さんとお母さんがめっちゃ考えて凝った名前にして。だからちょっと……。 

――間違えられがち(笑)。 

松村 そうなんですよ。ちょっとややこしい漢字なんです。 

――乃木坂46に入って、ニックネームは自分で決めたんですか? 

松村 デビューした頃、みんなであだ名を決めてください、みたいな会があって。 

井上 あったあった。そういうミーティングが。私は普通に「さゆり」でよかったんですけど、それだと「さゆり」って呼ばれたときにどっちかわからなくなると思って、迷ってたんですよ。そしたら、らりん(永島聖羅・卒業生)がつけてくれました。 

松村 私、小学校からずっと「さゆ」って呼ばれていたんですよ。だから、自分のなかで「さゆ」ってイメージしかなかったけど、あだ名を考えてるときに「名前の最後に『ん』をつけたらアイドルっぽいんじゃない?」って話になって。 


 ―― インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 5月号にて! 


 松村沙友理(まつむら・さゆり)●1992年8月27日生まれ、大阪府出身。歴史に名を残す可愛さを持つ、乃木坂46のさゆリンゴ・スター。アップル社と双璧をなすグループ、「さゆりんご軍団」の長でもある。モデルとして活躍する中条あやみも加入を希望。勢力を着実に拡大させている様子。愛称は「さゆりんご」。  

井上小百合(いのうえ・さゆり)●1994年12月14日生まれ、埼玉県出身。リズムなわとび有段者である、さゆにゃんこスター。先日、姪っ子から似顔絵付きのお手紙ををもらい感涙。しかし「乃木地46」となっており、ズッコケ。ちゃんと認知してもらえるよう、地道に頑張る決意を固めた。愛称は「さゆにゃん」。