【BUBKA 11月号】 AKB48 横山由依 インタビュー 半分ずつのリュックを背負いながら歩いてきた道 「思った以上に好きな人」

「横山本」の愛称で親しまれる、グループも立場も違う2人。

総監督である横山由依にとって山本彩はどんな存在だったのか? 

背負っているものは違えど、同じ方向を向かって進んできたこれまでのこと、ただの仲良しコンビではない2人の関係性を紐解いてみよう。


〈横山本の出会い〉

――山本彩さんの卒業発表から一ヶ月が経ちました。その山本さんや高橋朱里さんと共に出演されていた8月8日放送の『AKB48のオールナイトニッポン』によると、横山さんはあらかじめ山本さんからLINEで卒業報告を受けていたそうですね。

横山 『オールナイトニッポン』でも話しましたけど、LINEをもらう前に彩ちゃんから食事に誘われたんです。でも、そのときはスタッフさんが同席していたこともあって言い出せなかったみたいで。LINEのメッセージには「数日後のNMB48のコンサートで卒業を発表します」と書いてありました。彩ちゃんとはずっと一緒にやってきたし、初選抜も『Everyday、カチューシャ』(2011年)で一緒だったから、やっぱり寂しいは寂しいです。ただ、どこかでホッとしているところもあって。というのも、彩ちゃんはどんなときでもNMB48のことを第一に考えているんですよ。グループを引っ張る立場にいることで彼女がいろいろなことを我慢している場面を近くでたくさん見てきたから、これでようやく彩ちゃんが自分のことだけを考えられるようになるんじゃないかなって。その気持ちは彩ちゃんにも伝えました。

――横山さんのなかですでに「覚悟」はできていたのでしょうか?

横山 それはありました。去年のじゃんけん大会のときに彩ちゃんと(宮脇)咲良ちゃんと一緒に「はんたんねぇ」を結成したことで3人でよくご飯に行ったりしていたんですけど、そのころから彩ちゃんはよく卒業後の話をしていたので。今年のはじめ頃にも3人でご飯に行って長い時間話し込んでいたんですけど(笑)、そのときもそう遠くない未来に卒業するんだろうなって雰囲気はありましたね。だから今回の卒業報告も唐突な感じはまったくなかったです。


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よこやま・ゆい●1992年12月08日生まれ、京都府出身。AKB48・チームA所属。餃子は王将、天下一品はこってり、夜行バスはドリーム号、信用せずにはいられない平成最後の庶民派宰相。インスタの写真もパンケーキではなく「ラ・餃・チャ」メインで、腹ペコ男子の胃袋を鷲掴みにしている飯テロ総監督。愛称は「ゆいはん」