【BUBKA 12月号増刊「SKE48ver.」】SKE48 須田亜香里×松村香織 インタビュー 「ギリギリなふたり」
ついに、松村香織が卒業を発表した。具体的な時期は未定とのことだが、これによりSKE48の3 期生は、近い将来に須田亜香里ただ一人になる日が訪れる。
10周年記念公演から1 週間後、本誌は二人に現在の率直な心境を聞くべくセッティングしたのだが……取材は本音と涙が交錯する波乱の展開となった。
一番濃かった夏
――松村さんが卒業発表をしたこともあって、3期生って何なんだろうっていうことを改めて考えてみたんです。1期生が礎を築き、2期生が後を追いかけ、3期生がグループの多様性を生み出したのかなと。
松村 そうなのかな?
――つまり、3期生まででSKE48というグループの型が決まったんじゃないかと思って。だから、松村さんが卒業すると、グループの色が変わってくるのかなっていう。
須田 ふふふ(笑)。
――10周年イヤーということで、この1年をどう過ごしてきましたか?
松村 総選挙から夏にかけてが一番濃かったんじゃないかな。
須田 濃かった!
松村 怒涛の夏。過去イチだった。
須田 それまでは10周年の勢いをみんなで作っていった気がするんだけど。
松村 SSAがあって、ガイシがあってね。
須田 でも、久しぶりの大きなコンサートだったSSAは、まだみんな掴めてなかった。
松村 そうだね。
須田 「大きいコンサートってどうやるんだっけ?」みたいな。
松村 ガイシ以上の規模は久しぶりだったからね。誰かの卒コンじゃないっていうのも久しぶりだったし。
須田 っていうことは、純粋に楽しんでもらわないといけないからね。そういう課題のコンサートっていうのが難しかったかな。
――僕は去年の終わりからちょっと離れたところからSKE48を見ていたんですね。そうすると、違った角度からグループを見つめ直すことにもなったんですけど、最近のSKE48って目の前にいるお客さんに満足してもらうのが第一という方向性にシフトしているように見えたんです。いかに外側に広げていくかを考えるっていうことではなくて。
須田 私たちがどこでイベントをやってもファンの方ってある程度集まってくださって、すごい熱量の声援を送ってくださるんです。「SKE48ってこんなに人を呼べるんだね」っていろんな方に思ってもらえたのは、ファンの方が会いに来てくださったから。そんな方たちのことを思って、いろんなことを準備しつつも、新しい人たちも巻き込んでいけたらなっていうのはありましたよ。だけど、それを意識的にやって来たというわけではなくて。
松村 そうだね。
須田 目の前のことを必死にやってきました。
――松村さんはどう過ごしました?
松村 いつも通りに過ごしました(笑)。卒業に関してはいつ発表しようかっていうのはずっと考えていました。でも、発表することが決まったのは前日だったんです。
――インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 12月号増刊「SKE48ver.」にて!
まつむら・かおり
1990年1月17日生まれ、埼玉県出身。SKE48チームKⅡ所属。忘れがたい数々の無修正な思い出を、人々の心と臀部に焼き付けながらアイドル人生最終コーナーに突入した栄の元祖・大穴暴れ馬。ラストランを見守るファンの手に握られた万馬券は、汗と涙で滲んでいる。愛称は「かおたん」。
すだ・あかり
1991年10月31日生まれ、愛知県出身。SKE48チームE所属。「ブスだけど」「2位なのに」と隙を見せつつ、努力と愛嬌と根性のカウンターパンチを放つモハメド・アカリ。蝶のように舞えず蜂のように刺せなくても、写真集が爆死しても、己の存在は証明できる! 愛称は「あかりん」。
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