【BUBKA 12月号】SKE48 松井珠理奈×吉田豪 インタビュー 「J is back again」

「センター」「エース」の宿命を背負い、走り続けた10年間。

これまでの人生で初めて立ち止まった時、心と頭の中に去来した不安や焦り、そこを抜け出してたどり着いた境地で何を思うのか?

彼女自身も見たことがない「松井珠理奈」の時計の針が再び動き始める。

10年ぶりの休息

――とりあえず元気そうで良かったです。

松井 元気です! もう元気になりました。

――本気で心配してましたからね。

松井 優しい! 今日ハリウッドJURINATシャツ着てくれてるのがまず優しい。

――Tシャツ、白も黒も買ってますよ。

松井 すごーい!

――そして、ご本人には届いてないでしょうけど、ボクなりのエールも贈ってたんです。

松井  え、そうなんですか ?   知らない!

――ボク、秋元康さんに巻き込まれて番組(『EXD44』)の企画で始球式をやったんですよ、なぜか。

松井  え、始球式 ?   どこでですか?

――神宮球場で。野球経験もないのに。そのとき野球関係のTシャツ着ようと思ったら、ほかのチームの選手はダメらしくて、じゃあエールを贈ろうと思って白のハリウッドJURINATシャツを着て投げたんですけど、まったく届いてなかったんですね(笑)。

松井 その気持ちがうれしい! すごい! そんなふうに思ってくれてたんですか?

編集 これ、始球式のときの画像です。

松井 ホントだ! ありがとうございます、優しい! 意外とそういうことするんですね、もっとシャイなタイプだと思ってました。

――シャイ! 邪悪だとは言われますけど。

松井 そんな気持ち出してくれるんですね。

――弱ってそうな人には、ちゃんと「応援します!」というのは伝えたいタイプなので。

松井 ありがとうございます。じゃあ、ずっと弱ってないと応援してもらえないんだ。

――あの時期は言っておかないとと思って。今日は何をどこまで話せるのかもわからないまま、探り探り聞いていこうと思ってます。

松井 怖い怖い(笑)。

――まず、こんなに長期間休むことなんて、これまでになかったわけじゃないですか。

松井 初めてですね。

――単純に、こういうときってどういうことを考えるもんなのだろうと思ったんですよ。

松井 休んでるときは、SKE48の『いきなりパンチライン』を聴いたりMVを観たり、特典映像観たり、基本やっぱりSKE48のことを考えてて、家で一緒に踊ったり(笑)。それを観ながらひらめいて作詞したりしてました。

――かなり前向きじゃないですか!

松井 そうですね。最初は体調も悪くて、ただ休んでるだけだったんですけど。


――インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 12月号にて!


まつい・じゅりな
1997年3月8日生まれ、愛知県出身。SKE48・チームS所属。リングからの「早く俺のところまで戻ってこいよ」という呼び声をキャッチし、舞い戻った新生「ハリウッドJurina」。攻めのリハビリを経てリフレッシュし、栄の真ん中での逸材ポーズが見られる日も近い。愛称は「じゅりな」。