【BUBKA 12月号増刊「SKE48ver.」】牧野アンナ×斉藤真木子(SKE48)×村山彩希(AKB48) インタビュー 「愛ゆえに人は悩まねばならぬ」
9月25日深夜、編集部に送られた牧野アンナ先生からの「念」。
それがきっかけとなり、彼女が信頼を寄せる「あの2人」との鼎談が実現した。
それぞれ違う場所で、グループ・チームを牽引している斉藤真木子と村山彩希。
その大役を担っていく上で感じる悩みや達成感は、かつての牧野アンナが通ってきた道でもある。
アイドルが今の時代を生き抜くために必要な環境とは何か?
2人を会わせた理由
――アンナ先生とそれぞれのメンバーは師弟関係ということでいいと思いますが、真木子さんと村山さんの接点というと?
斉藤 それがまったくないんです。
村山 そうなんです。
――では、互いの印象を教えてください。
斉藤 この2〜3年、よくお名前を聞く方です。劇場公演をプロデュースされていたり、総選挙に出なかったりで(笑)。印象としては、AKB48への愛が独特だなと思っていました。今までのメンバーとは違った形でAKB48を作っているんだなって。
村山 私は、なんかすごい人だなって。
牧野 ざっくりだね(笑)。
村山 『AKBINGO!』のダンスバトルに出ていたのも見ていますし、「リクエストアワー」で『愛しさのアクセル』を歌っていたのも……。
斉藤 『お手上げララバイ』ね(笑)。
村山 あー、すいません! で、メンバーから信頼されていて、すごい方なんだろうなと思っていました。でも、人見知りが発動しちゃって……。
牧野 全然目を合わせないもんね。
村山 はぁ……(と下を見る)。
――早速本題に入りますが、先生がこの2人を引き合わせたかったということで。
牧野 そうです。ツイッターで、「私が大好きで、かなり信頼を寄せてるあの2人を引き合わせて話してみたい」とつぶやいた、その念を編集部にキャッチしていただいて、今回この顔合わせが実現しました。
――2人はそのツイートは読みましたか?
斉藤 はい。私のことだという確信はなかったんですけど、何のことなのかなぁと思っていました。
村山 私も、まさか自分のことじゃないだろうと思っていたんです。でも、ファンの方が、「真木子とゆいりーなんじゃないか」と言っていて。
――先生、なぜこの2人を引き合わせてみたかったんですか?
牧野 最近、村山と話す機会があったんですけど、彼女はチーム4のキャプテンになって、いろんな悩みがあるわけです。それを聞いているうちに、48グループの、もっと言えばアイドルグループのマネージメントの仕方についてずっと思っていたことが頭をもたげてきたんです。それは、育成システムがきちんと確立されてないということです。メンバー自身が悩まなくてもいいことを悩まないといけない。その悩みをフォローしてあげられる環境が整ってないんです。私は、センターは誰でもいいと思っているんですけど、キャプテンはちゃんと選ばないといけないと思っています。そこを間違ってしまうと、周りのメンバーが不幸になってしまうんです。キャプテンは人気とかではなく、仲間のために戦う気持ちがある子がなるべきです。そういう子を見極めて選んでいるのかどうか。大事なのはそこなんです。村山の悩みを聞いていて感じたのは、数年前に真木子と対談した時に話していたようなことと同じだったんです。
――インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 12月号増刊「SKE48ver.」にて!
まきの・あんな/東京都生まれ、沖縄育ちの振付師。元沖縄アクターズスクールチーフインストラクター。安室奈美恵、MAX、DA PUMP、SPEEDなど、幾多のアーティストの育成実績を持つ。現在はダウン症児者のためのダンススクール『ラブジャンクス』代表としても活動中。
さいとう・まきこ/1994年6月28日生まれ、大阪府出身。SKE48キャプテン・チームE所属。ドスが利いているが意外と純情、涙と汗を振りまき、熱さで周りを巻き込む「感情スプリンクラー」。インスタでは女子力よりも足元の写真を投稿しがちで、地に足着けた踏ん張り力を発信中。愛称は「まきこ」。
むらやま・ゆいり/1997年6月15日生まれ、神奈川県出身。AKB48・チーム4キャプテン。公演出場回数とともに輝きを増し、重力に抗って成長する「シアターの女神a.k.a.ゆいりんご」。最近、りんごつながりで乃木坂46・松村沙友理との対談も実現。人見知り改善の第一歩となるか? 愛称は「ゆいりー」。
0コメント