【BUBKA 2月号】欅坂46 土生瑞穂 仲間と夢と風グラビア&合計3万字ロングインタビュー「私には場の空気を変える役割があるのかな」

吹きつける風に立ち向かい、仲間と別れて、それでも前へと歩を進める4人。

叶えたい夢があり、自らに誓った約束があり、胸に秘めた覚悟があるから、欅坂46に青春を捧げていることを誇りに思える。

凛々しさ溢れるグラビアと合計3万字にも及ぶソロインタビューから、彼女たちの生き様を感じてほしい。

短く感じた1年

――舞台『ザンビ』、無事終わりましたね。今年の夏にインタビューしたとき、土生さんは舞台をやりたいと言ってましたけど、本当に叶いましたね。

土生 叶いました! まさか舞台のお話をいただけるのは今年中には絶対ないだろうなと思っていたことだったので、すごくうれしかったし、個人のこととしては2018年最大の思い出なんじゃないかと思いました。

――実際に経験する前としたあとで、どこが大きく変わりましたか?

土生 もともと本というのもあまり読まない人間だったので、台本をいただいたときに「絶対にこのセリフの量は覚えられない!」と思っていたんですけど、毎日お稽古していくうちに、どんどん自分の中に吸収されていって、最終日にはほかのキャストさんのセリフも入っているぐらい暗記できたので、やらないとわからないものだなと思いました。

――それは自分のセリフだけを覚えるよりも、相手のセリフまで入ったほうがストーリーをより理解できたから?

土生 そうです。例えば怒るシーンだったら、それまでの過程に怒りにつながる出来事があるわけだから、それをすべて覚えていないと全力を出し切れないと思って。最初の顔合わせのあとに台本の読み合わせがあったんですけど、私が読むセリフと乃木坂46さんやひらがなけやきちゃんのセリフの言い方が全然違っていて。声の出し方から本当に違うので焦ったんですけど、一緒にいるうちに得ることも増えていったので、そこからどんどん吸収して、次の日には自分をもっと上にあげていこうという意識でやっていました。

――舞台期間中、土生さんの中でモチベーションになっていたものはなんだったんでしょう?

土生 舞台監督の方が注意してくださったことを、次の日にはちゃんと直していこうという気持ちでやっていたので、そこで褒めていただいたりしたことがモチベーションにつながったと思います。それにダブルキャストで2チームあったから、相手チームをライバル視していたというか。相手の演技を見て「もっと私はこうしよう」とか、良いところを取り入れることも大きかったかな。

――土生さんは菅井(友香)さんと同じ役でしたよね。

土生 ゆっかーは表情を作るのがすごく上手で、特に気持ちの出し方が勉強になったので、ダブルキャストでよかったなと思います。常に比べられてしまうので、自分らしく頑張らなくちゃなって思えたし。

――今までのお仕事の中で、そういう比べられ方はなかったですし。

土生 そうですね、同じことを2チームでやるってことがなかったので。自分に足りないものもたくさん気づけたし、毎日学ぶことばかりでした。


――グラビア&インタビューの続きは絶賛発売中のBUBKA 2月号にて!


はぶ・みづほ
1997年7月7日生まれ、東京都出身。はまぐりを栗だと最近まで信じ、オリンピックとワールドカップは同じだと思い込んでいた、欅坂46の天然ボケ9段の土生名人。最近は「菓子折りってカシオレ?」というオトナな勘違いをしていた。愛称は「はぶちゃん」。