【BUBKA 9月号】《いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』総力特集》渡辺みり愛 インタビュー「採光」

乃木坂46に加入して7年。幼かった渡辺みり愛も「先輩」と呼ばれる存在となった。

「本当の勝負のとき」と現状を語る彼女。いまだからこそ、その魅力を再確認しておきたい。

窓から差し込む光が、彼女のいまを優しく照らしだす――。


続けられた理由

――先日『Sing Out!』で、加入7年目にして初選抜入りをされましたが、モチベーションは変わりました?

渡辺 変わりました。やっと今、アイドルに全身全霊を注いでるんです。中1で乃木坂46に加入して、苦しいこともあったけど、それは若かったからこそ乗り越えられていたのがあって。もう後輩もいるし、若さを頼りにできない今が本当の勝負どきというか。それと選抜に入ったことで、ファンの方やスタッフさんもですけど、「ずっと待っていたよ」という言葉が一番きましたね。待たせて申し訳ないなと思ったし、みんなが「みり愛は選抜に入ってもいい人だよ」と言ってもらえる環境にいることは嬉しいなって。

――「待っていた」の一言は胸が熱くなりますね。

渡辺 はい、もう7年やってますからね。どうしても涙がこみ上げます。

――それこそ13歳から青春時代の全てをアイドルに捧げてきたわけじゃないですか。この道を歩き続けられている理由ってなんですか。

渡辺 それは……乃木坂46だから続けられていると思います。あの子たちって世間の方が見ているままなんですよ。品も良いし、ふざけるときはめちゃくちゃふざけるし、やるときはちゃんとやる。それに誰かが泣いてたら寄り添ってくれるし、1人でいたら隣にそっといてくれる。自分がいたいから乃木坂46にいるというよりは、周りのおかげでいられてる感じ。だから、あっという間に7年が経ったんですけど、一度も辞めようと思ったことはないです。

――すごいグループだなって、それしか言葉が出てこないですね。

渡辺 本当にすごいんですよ! あとは自分に厳しく他人に優しくしてる子が多くて。特に齋藤飛鳥はストイックで、自分がどう見えるかをずっと研究してますね。

――そのストイックさを垣間見たのは、どんな時ですか。

渡辺 振り入れが終わって、みんなが楽屋で休憩している中、鏡の前で振付師のSeishiroさんとひたすら練習しているんです。やっぱりセンターというのもあるし、自分がうまく見えるように研究しているんだなって。あと……飛鳥は変わってますね、本当に。


――グラビア&インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA 9月号にて!


わたなべ・みりあ
1999年11月1日生まれ、東京都出身。風船のように膨らみ続けるその愛嬌でファンの疲労を瞬時に回復させる、乃木坂46のミリアルゴールド。先輩たちの金言を胸に、彼女らしく坂道を駆け上がっていくだろう。愛称は「みりあ」。