【BUBKA 12月号】乃木坂46 柴田柚菜「境界線」

毎日通う学校のクラスとは、絶対的に何かが違うアイドルという集団に入って1年。

同期の仲間と心を通わせ、憧れの先輩とも話せるように。

日常/非日常、自分/他人、大人/子ども――。

いくつもの境界線の上を揺れ動き、いま未知なる方へ。

4期生の妹として

柴田 この前、『夜明けまで強がらなくてもいい』に入ってる4期生のドキュメンタリーを観たんですよ。

――あっ、『Documentary of 乃木坂46 4期生編』ですね。

柴田 あれって、本当に初期の頃からの映像が流れているじゃないですか。乃木坂46に入ってから、改めて1年経つのが早すぎてビックリしてます。おかげで同期の絆もだいぶ深くなったと思いますし。

――特に誰と仲が良いんですか。

柴田 よく遊ぶのはかっきー(賀喜遥香)です。私の一番仲良い友達と結構似ているんですよ。あんまり人の話を聞いてなかったり、サバサバしてたり(笑)。「仲良くなる人には傾向があるんだな」と思って。そんなに柚菜のことを考えて悩んだりしないというか、いい具合にほっといてくれる。だけど一緒にいる時は良くしてくれて。そういう人といるのは楽ですね。

――メンバーは仲間であり、友達でもあって。

柴田 はい! だからすごく充実してます。

――学校の方はどうですか。

柴田 最近気づいたことがあって。毎朝、泣きながら通学していたくらい中学校は大嫌いだったんですよ。だけど今、高校生活を送っていると中学生の思い出が美化されて「あの頃に戻りたいな」と思うようになって。

――そういうものですか。

柴田 思い出は美化されるんだな、ということに最近気づきました。中学の時も「小学生の頃が良かった」と思ってて。大人になったら「高校生の頃は楽しかった」と言ってるんだろうなって。今の高校に入っていなければ、乃木坂46に入ってないと思うし、人生が全然違っていた気がして。


――グラビア&インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA12月号にて!


しばた・ゆな
2003年3月3日生まれ、千葉県出身。真面目でしっかり者の高校2年生だが、じつは泣き虫の甘えたがりという芸術点高めのギャップで魅せる新体操ヒロイン。夏休みの宿題は新学期初日に教室で終わらせて無事提出する柔軟さも。愛称は「ゆな」「ゆんちゃん」。