【BUBKA 1月号】ももいろクローバーZ 佐々木彩夏「SKE48劇場にあーりんがやってきた!」
一体、どういうことだ? ももクロの絶対アイドル、「あーりん」こと佐々木彩夏がまさかのSKE48劇場を電撃訪問!
アイドルに彩られた2010年代の終わり、そして新たな10年の訪れを前に、ある想いがあーりんを名古屋へと向かわせた。歴史的瞬間に完全密着!
横浜に集結せよ
話は突然、動き出した。
10月のある日、ももいろクローバーZのマネージャー・川上アキラからこんなことを言われた。
「以前からあーちゃん(佐々木彩夏)がアイドルを集めたイベントをやりたがっていて、すでに横浜アリーナのソロコンでもアイドルフェス(『Yokohama A-rin Collection』)を開催したんですけど、さらに一歩進んだ内容のものをやりたい、と。ちょうど12月30日にパシフィコ横浜・国立大ホールが空いているので、そこでなにかできないですかね?」
パシフィコ横浜・国立大ホールといえばキャパは4000~5000人にもなる。これはかなり「本気のイベント」を目指していることを意味していた。
その開催を目指して、すぐさまアイドルを取り上げる様々な媒体に声がかけられた。あくまでもオーガナイザーは佐々木彩夏だけれども、彼女が出場するアイドルまで決めてしまうのはちょっと違うのではないか、という観点から各媒体には「2020年代に推したいアイドルを推薦してもらいたい」というオファーがかかり、そこで名前が挙がったアイドルたちを可能な限り、集結させることになった。
縛りは「デビューから5年以内」のみ。アイドル業界の次世代を担うグループが一堂に介すことで、明るい未来が見えてくるかもしれない、という期待がそこにはあった。
正直な話、2019年はアイドル業界にとって、あまり明るい話題は多いとはいえなかった。そんな状況を打破するためにも、さまざまな枠を超えたイベントを開催したい。2019年のうちに開催することで、2020年への起爆剤にしたいし、令和元年に敢行することで、平成につづき、令和も『アイドルの時代』にしたい、というメッセージ性も強くなる。
この連絡を受けた本誌のももクロ担当編集・ゾンビーノはすぐさまSKE48の名前を挙げた。
「ちょうどSKE48が今年『カミングフレーバー』という若手だけのユニットを作ったんですよ。彼女たちはSKE48の別働隊として動かしていく計画もあるようなので、ぜひ推薦したいです。ももクロとS K E48、もっといえば2010年代のアイドルシーンは、やっぱり、あの『アイドルユニットサマーフェス』からはじまっていると思うので」
なにかというと、本誌の文脈に頻出してくる『アイドルユニットサマーフェス』。2010年8月30、31日の両日に渡って渋谷のC.C.レモンホール(現・LINE CUBE SHIBUYA)にて開催された同イベントは、俗にいう『アイドル戦国時代』が本格開戦した日、としてディープなアイドルファンのあいだで語り継がれている。
あの日、あの会場にいた者はまさに”歴史の目撃者”となったのだ、と。
――名古屋あーりん密航記の続きは絶賛発売中のBUBKA1月号にて!
0コメント