【BUBKA6月号】乃木坂46インタビュー傑作選 齋藤飛鳥×北野日奈子「私のために泣いてくれた」

彼女たちは自分の言葉で、たくさんのことを僕たちに伝えてくれた。

エースとなった彼女が支え合い憧れた特別な仲間たちの存在。

田舎の少女が些細なきっかけでアイドルになった嘘のような本当の話。

誰よりも勝気なあの子の今へと繋がる原体験。

一皮剥けた今、思い描く野望と強い信念。

ナチュラルとサイボーグ、正反対だけど完璧な二人のアイドル像。

「天才」がこの場所で出会った「真の天才」。

宇宙人たちによる異次元すぎる感性。

メンバー全員から「いいやつ」と愛される3人の共通点。

「前世で一度会ったことがある」と確信する美しい関係性。

今まで『BUBKA』が行ってきた数え切れないほど多くのインタビュー。

その中から「これは面白い! 」と、自信を持ってオススメできる11本を皆さんにお届けします。

▼収録号/2017年6月号

依存しあっていた

――今日は2人の関係性を改めて聞かせていただけたらと思います。

北野 人見知りの印象が強い飛鳥ちゃんだけど、若かったからか、2期生に対してはすごく積極的に来てくれたイメージが強くて。(秋元)真夏さん、わかさん(若月佑美)が先頭を切って楽屋とかに来てくれたけど、みんなで集まっているときに話しかけてくれたのは、飛鳥ちゃんとか(和田)まあやさんとか、歳の近いメンバーでした。受け入れ態勢を整えていたというか。あと、アンダーだったというのも大きいのかな。

齋藤 最初は日奈子のことあんまり好きじゃなかった……(笑)。

北野 えーっ!

齋藤 明るくて無邪気で、ずっと笑ってて。

北野 いいじゃん!

齋藤 ふふふ。もちろん嫌いではなかったけど、仲良くなることはないだろうなと思ってました。

――そこからどうやって関係が変わっていったんですか?

北野 3回目のプリンシパル(14年5月開催の『16人のプリンシパルtrois』)がきっかけかな。その頃2期生で正規メンバーは私と(堀)未央奈とまいちゅん(新内眞衣)だけで、3人だけ全公演に出て。飛鳥ちゃんと名前の並びが隣だったから、舞台上で座ってるときに隣同士だったんです。

齋藤 話す機会が増えて、この明るさが私の嫌いなタイプの明るさではなくて、ちゃんと暗い部分もあることがわかったので。

――暗い部分があるところは必須なんですね(笑)。

齋藤 それがないと、私はなかなか仲良くなれないので(笑)。

――北野さんって明るいけど、決してパリピみたいな感じではないですものね。

齋藤 ああ(笑)。今は印象がだいぶ変わりましたね。最初は「ペラペラなんだろうな」って入り方だったんですけど、日奈子のブログの文章だったり、連絡を取ってるときの言葉にちゃんと深みがあることを知ってから変化しました。

北野 私も飛鳥ちゃんに対する印象は変わったかなぁ。その頃は聞き上手な先輩というか、この人ならなんでも話せちゃいそうだなっていう雰囲気の先輩で。歩み寄ってくれてる感がすごくあった。のちに知ったんですけど、スタッフさんから「あの頃の北野は、ひとりで戦いすぎていて、他の先輩が心配してた。『あの子、大丈夫かな?』ってよく話題に上がってたから、今は仲良くなってよかった」みたいなことを言われたんです。だからそういうのもあって、先輩たちの中で「あの子、大丈夫なの?」って話題があった中で、たぶん飛鳥ちゃんは私と一緒にいてあげようと思ってくれたのか、いつも横にいてくれてた。相づちが絶妙で、話しやすい相づちをしてくれるんです。


――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA6月号にて!


さいとう・あすか
1998年8月10日生まれ、東京都出身。マイウェイを歩み、愛の歌を世界へ届ける裸足の旅人・アシュナフキン。ラジオで学んだ英語力を駆使して7つの海を飛び回り、牛肉にかぶりつく。好きな肉の部位はいちぼ。愛称は「あしゅ」。

きたの・ひなこ

1996年7月17日生まれ、千葉県出身。120点満点の笑顔でみんなの心を照らす、サンライズ・ヒナコ。中学校の調理実習では調理を担当したが、実は洗い物チームへの移籍を願っていた。そうめんには薬味を入れない派。愛称は「きいちゃん」。