【BUBKA7月・8月合併号】「新アイドル様式」を語ろう KHADOKA GOKARNA

新型コロナウイルスによる自粛要請を受け、すべてのエンタメがストップ。もちろん、アイドルも例外ではない。

“彼女たち”をライブ・イベントなど現場で体感するという日常は一変した。

「この状況でやるべきこと、この先やれること」は何なのだろう。

アイドル運営が直面している「今」を訊くことで、現状を立体化していきたいと思う。

配信中に鉄パイプ男が乱入?

――3月1日に代官山UNITで二周年記念の前夜祭公演を行われて、そのあと6日からライブハウスでの客入れのライブをストップされました。何かきっかけはあったんでしょうか?

カドカ 単純に世論の高まりを見ていてですね。さすがに屋内は厳しいだろうと。その後しばらくは、地方遠征のスケジュールを出していたこともあって、福岡、広島、奈良、あと関東でもお客さんを呼んで野外でイベントやライブをやってました。廃校を借りてライブをやったり、フットサル場でファンの人たちとフットサルするイベントをやったり……。それってうちがコロナ以前からやってたことなので、普段の延長線上なんですけどね。でもそれも難しくなってきて、3月22日から無観客にシフトしました。

――その無観客公演が超独自路線で、専用の劇場をお持ちであるのにもかかわらず、半分以上の回が山奥とか海辺とかの野外でやられてます。なぜ野外でやるという発想になったんでしょう?

カドカ 配信のライブをずっと同じ劇場でやってると、見てる方もやってる方もマンネリ化していくと思うんですよ。何より僕らにとって新しい刺激が必要です。まあ大変なんですけどね。野外となると天気次第だから直前まで天気を読まないと動けないし。場所も車両にメンバー乗せて現地に行ってからひたすら徘徊して決めてるんで。けっこう動物と出くわしますよ。シカとかサルとか。1回怖かったのが、廃墟みたいな場所でやってたら、配信中に鉄パイプもった謎の男がウロウロしてて、近くに来たから「幽霊かと思いました」って声かけたら真顔で「生きてます」って返されて、そのまま鉄パイプ持って去っていきました。今だに謎ですね。


――インタビュ―の続きは絶賛発売中のBUBKA7月・8月合併号にて!


カドカ・ゴカルナ
鶯籠運営スタッフ。ネパール出身。牛丼太郎の店長から鶯谷VALLEY VALLEY TOKYO のバーカンに転職し今に至る。鶯籠は2018年3月2日にデビュー。メンバーはPINOCO、ばんぱいあ、からあげ、点点、駄好乙の5人。結成からわずか2年でメジャーデビューを果たし、競泳水着でのライブといった他に類を見ない破天荒なパフォーマンスとクオリティーの高い楽曲の数々でさらなる人気と注目を集めている。現在4th アルバム『向日葵』が好評配信中。